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西塚古墳 (福井県)2025年09月22日 08:08

西塚古墳 (福井県)(にしづかこふん)は福井県三方上中郡若狭町にある前方後円墳である。「100名墳」に選出されている。

概要

JR小浜線の敷設工事で墳丘の大部分は削平され、南の水田に僅かに残る。上中古墳群中の古墳の1つである。大陸製の副葬品から、西塚古墳の被葬者を「膳臣斑鳩」とする説(日本書紀』雄略8年2月条(464年))がある。

調査

1919年(大正5年)8月、国鉄小浜線敷設工事の際、前方部の土砂を採取したとき、石室の東南部を発見して副葬品が出土した。内部施設は竪穴式石室で、長さ(東西)5.46m、幅1.3m、高さ1.5、石室内部に赤色顔料が塗られていた。副葬品は、舶載鏡の神人画像鏡、四獣鏡、勾玉、管玉、金製耳飾、小鈴、帯金具、雲珠、杏葉、馬鈴刀剣、鉄鉾、鉄斧、甲冑などの武具類などで、現在宮内庁書陵部に保管されている。北陸地方最古級の人物埴輪が出土した。また陸橋状遺構」を確認した。金製垂飾付耳飾は全国で50例の発掘がある。中⼼にコバルト⾊のガラス玉が嵌められている。朝鮮半島南部で作られたと考えられている。

規模

  • 形状 前方後円墳
  • 築成 前方部:3段、後円部:3段
  • 墳長 67m
  • 後円部径 径27m 高5m
  • 前方部 幅37m 高3m以上

外表施設

  • 円筒埴輪 円筒・朝顔形Ⅳ式
  • 葺石 あり

遺構

  • 室・槨 竪穴式石槨

遺物

  • 神人(歌舞)画像鏡1
  • 四獣鏡1
  • 金製垂飾付耳飾2(耳環・兵庫鎖欠失)
  • 金銅帯金具(鉸具1、竜文・鳳凰文 板4以上)
  • 鈴付板(小形鈴2)
  • 碧玉管玉・ガラス勾玉
  • 鉄剣・鉄刀・鉄鉾断片・鉄鏃
  • 横矧板鋲甲・
  • 眉庇付冑断片・
  • 小札鋲留衝角付胄・
  • 肩甲片・
  • 頸甲
  • 鉄地金銅張剣菱形杏葉・
  • 辻金具・
  • 轡・
  • 鉄地金銅張雲珠・
  • 鉄地金銅張鏡板
  • 須恵器高杯脚部片(TK208またはTK23)
  • 砥石

時期

  • 5世紀後葉(古墳時代中期)

被葬者

指定

  • 1935年12月24日 国指定遺跡

展示

アクセス

  • 名 称:西塚古墳
  • 所在地: 福井県三方上中郡若狭町脇袋
  • 交 通:

参考文献

  1. 清喜祐二(2011)「福井県西塚古墳出土遺物の来歴調査について」